RESULT

3月30日(日)後楽園ホール 12:00開始
観衆:1,250人
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 ドラディション旗揚げシリーズとして開催された〜START OF NEW TRADITION〜最終戦がプロレスの殿堂・後楽園ホールで行なわれた。ウルティモ・ドラゴンと闘龍門MEXICOで活躍している日本人ルチャ戦士、そして新日本プロレスからは蝶野正洋、長州力が参戦。ドラディション所属選手を中心に、日本〜メキシコで活躍しているレジェンド、若手がしのぎを削った。

Uドラゴン以下メキシコ勢が深々と頭を下げ藤波に直訴

*藤波辰爾が20年ぶりメキシコ遠征決定〜5月11日『Dragonmania III』に参戦
 初のタッグを組んだウルティモ・ドラゴン&藤波辰爾組が、藤田峰雄&大原はじめの若手タッグと対戦。スピードのある攻撃でWドラゴンタッグに立ち向かった若手2人だったが、ベテランタッグは初タッグながら巧みな連係を駆使。Uドラゴンが華麗なラ・ケブラーダを披露すると、藤波もドラゴンロケットを発射の体勢となったが、藤田が阻止。終盤もWドラゴンの勢いは止まらない。最後はUドラゴン&藤波のWドラゴンスリーパーで若手タッグからギブアップを奪った。
 試合後、ウルティモがマイクを持つと、5月11日にメキシコ・アレナメヒコで行なわれる『Dragonmania III』への参戦を深々と頭を下げ直訴。藤波が笑顔で承諾すると、メキシコ行きの航空券を手渡した。

*新日本プロレスレジェンド〜蝶野正洋&長州力が吉江豊&田島久丸組を粉砕
 メーンイベントでは、新日本から参戦した蝶野&長州が吉江&田島組と対戦。
 吉江組は、体重と若さを武器にレジェンドタッグに体当たり。ドラデョションの看板を背負った吉江は、ボディアタック、ヒップアタックで蝶野、長州を蹴散らすと、掟破りのサソリ固めで長州を挑発。田島も空中殺法を連発で流れを引き寄せようとするが、味方の吉江に誤爆。その機を逃さずレジェンド軍の連係が吉江組に襲いかかる。最後は長州のラリアットから蝶野のシャイニングケンカキックとレジェンドの黄金パターンで田島がマットに沈んだ。

 試合が終わると、セミファイナルで試合を終えた長井&嵐組がリングに乱入。外敵、蝶野、長州に襲いかかると、吉江にも容赦ない攻撃を加える。嵐の裏投げで大の字となった吉江に長井が「よそ者にデカイ面させてんじゃねぇ!てめぇがトップでできないなら俺達がやってやる!」と不満を爆発させリングを去った。吉江はよろよろと立ち上がると、「オレがこのリングを守る!」と、苦しい表情で吐き捨て会場を後にした。
 この様子を見ていた長州は、リングに駆けつけた藤波に「もう遠慮なんかする必要ないでしょう。遠慮なくやりましょう!」と、今後のレジェンド軍参戦を呼びかけた。


試合結果 大会のポイントへ
 
第1試合20分1本勝負
×ペケーニョ・ニンジャ
アミーゴ鈴木
12分57秒
ジャーマンスープレックスホールド
梶原 慧○
オスカル花岡
 
 
第2試合20分1本勝負
×くらしま太郎
グラン浜田
ヒロ斉藤
14分53秒
ラリアットから
片エビ固め
TAKEMURA○
MAZADA
NOSAWA論外
 
 
第3試合30分1本勝負
○ウルティモ・ドラゴン
藤波辰爾
10分38秒
ドラゴンスリーパー
大原はじめ×
藤田峰雄
 
 
第4試合30分1本勝負
長井満也
○
22分14秒
ライガーボムから
エビ固め
不動力也×
宮本和志
 
 
第5試合30分1本勝負
×田島久丸
吉江 豊
13分35秒
シャイニングケンカキックから
体固め
長州 力
蝶野正洋○
 
 
 
 

 
START OF NEW TRADITION
 
2008年3月20日〜3月30日
 
3月20日(木・祝)船橋アリーナ
3月22日(土)小倉北体育館
3月23日(日)アクロス福岡
3月24日(月)広島産業会館西展示館第4展示場
3月30日(日)後楽園ホール