DRADITION UPRISING 2021
後楽園ホール
18:00開場 19:00開始
〜MITSUYA NAGAI 30th ANNIVERSARY〜大会のポイント
◎約1年半ぶりのドラディション興行が、万全な感染対策を施した上で開催された。
今年デビュー30周年を迎えた長井選手の呼びかけで、魔界倶楽部がドラディションに再集結。
元Speedメンバーで、現参院議員・今井絵理子氏の長男、今井礼夢選手も初参戦。
メインは魔界にのっとられる形になった藤波だが、コロナ禍で興行が開催できたことに感謝しつつ、自身のデビュー50周年記念ツアーに向けて再スタートをきった。
オープニングバトルは、破悧魔王'Zの入場テーマ『快傑ハリマオ』で魔界5号が入場。対するは新井健一郎。ベテラン同士の騙し合いを、5号が体格と力技で制し、魔界復活をアピール。
第2試合は初参戦の今井礼夢が三州ツバ吉とのタッグで大健闘。HEAT UPを率いるTAMURAとドラデシションの門番・倉島を相手に軽快な動きで攻め立てたが、師匠TAMURAの逆エビで今井がギブアップ。
第3試合では、泥棒に扮した藤原ライオンのトリッキーな作戦に惑わされず、LEONAが正攻法で勝利した。
セミファイナルでは、安定した実力を誇る4選手(大谷晋二郎・真霜拳號 vs KAZUMA SAKAMOTO・関本大介)が極上のプロレスを披露。
フルタイム、一進一退の熱戦を繰り広げ、コロナ禍であるため会場から声援ではなく拍手が沸き起こった。
メインイベントは、魔界倶楽部(魔界2号・村上和成・長井満也)vs藤波辰爾・越中詩郎・高岩竜一組が対戦。お馴染みの魔界のテーマ曲が鳴り響く中、スーツ姿の村上が魔界マスクを被り星野総裁の写真を手に入場。
魔界の奇襲からスタート。藤波組が魔界の分断を狙うが、久々の復活も、魔界の連係は健在。後半、マスクを脱ぎ捨てた魔界2号も素顔の筑前りょう太として奮戦。最後は長井が魔界ドライバーからハイパーニー空牙で高岩から3カウントを奪った。
試合後、藤波選手が長井選手へお祝いのメッセージを送った。また、魔界4号こと柴田勝頼からもロサンジェルスよりお祝いメッセージが届いた。
タレントの山田邦子さんからの花束贈呈のあと、長井選手はマイクを持つと、応援をしてくれている後援者へのお礼、魔界倶楽部復活に協力してくれた新日本プロレスに感謝の言葉を述べた。
出場選手全員の記念撮影のあと、長井選手の家族がリングに上がり、長年の夢だったという家族写真を撮影。暖かい拍手と笑顔に包まれた。
試合結果
キャプチュードバスター
から片エビ固め
倉島信行
逆エビ固め
三州ツバ吉
足4の字固め
大谷晋二郎
時間切れ
引き分け
関本大介
村上和成
長井満也
ハイパーニー空牙から
片エビ固め
越中詩郎
藤波辰爾
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