ドラディション２０１２年東京での最後の試合は『《ファンが選ぶ夢のカード！全５試合をプロデュース！》MAKE YOUR DREAM BATTLE』として、全５試合、１８名の選手によるカードを、ファンの方々の公募で決定。

休憩時間には、DVD『最後の飛龍　藤波辰爾』先行注文の受付開始の告知が行われ、ユリオカ超特Qも駆けつけた。また、１１月２２日は『いい夫婦の日』ということで、会場に足を運んでくれた『いい夫婦』４組がリングに上がり、プロレス界きっての『いい夫婦』である藤波夫妻との記念撮影が行われ、伽織夫人から、記念品が贈呈されるというサプライズかあった。

メインは、ファンからの要望が一番多かった、藤波辰爾vsヒロ斉藤。序盤からレイジング・スタッフ時代を彷彿させるラフ殺法で藤波を圧倒したヒロ斉藤だったが、自らが持ち込んだイスで、藤波に脳天を直撃され形勢逆転。
斉藤のダイビングセントーンを自爆させた藤波が、ドラゴン殺法で斉藤を追い詰めると、必殺のドラゴンスリーパーへ。なかなかギブアップせず意地をみせる斉藤だったが、最後は藤波が渾身の力を振り絞り斉藤の頸動脈を絞め上げ、ついにギブアップを奪った。試合後、斉藤は藤波に握手を求め、藤波の手を握り、深々と頭を下げた。

東京での２０１２年ドラディション大会は終了。１１月２５日には佐渡島大会が行われる。