７月２０日、リアルジャパンプロレス相模原大会に、藤波辰爾が参戦し、初代タイガーマスクとのタッグで、ザ・グレート・サスケ＆アレクサンダー大塚組と対戦した。レフェリーは往年の名レフェリー～ユセフ・トルコ氏。

　ドラゴン＆タイガーの登場に、歴代のファンは大熱狂。藤波が熟年のグラウンドで相手チームを翻弄すれば、タイガーが年齢を感じさせない打点の高いドロップキックを放ち、絶妙なタッチワークで、サスケ組から白星を奪い、真夏の相模原市民体育館をさらにヒートアップさせた。

　控え室でも満面の笑みを浮かべた両選手は、汗びっしょりでマスコミの取材を受けた。

藤波：「これからも、タイガーマスク、長州力とのタッグで、全国のファンのところに行くよ。まずは北海道。そして１０月には九州をまわる。往年のファンの中では、プロレスの時間がストップしているんだよ。僕らが行くことによって、止まった時間を動かせればいいね」

初代タイガーマスク：「まだまだこのタッグは終わらないよ。たくさんのファンからの要望に応えて、全国をまわります！」

２３日の新宿ＦＡＣＥ大会には、藤原喜明選手の参戦も決定。

藤波：「このタイガー、長州との一連の流れには、やはり藤原選手。藤原喜明がいないと始まらないね！」と、新たなレジェンドのドラディション初参戦に期待をよせた。